Canon New FD 85mm F1.2 L FDマウント

   

キヤノンNew FDマウントの85mm F1.2を手に入れました。
入手元はいつもおなじみのイエネコカメラさん(´ω`)
写真を取るのが趣味、みたいに言い張れるようになった状態で手元に残り続けてるフィルムボディのマウントって、Mマウント、Lマウントの他に実はFDマウントだったりします。
その割にMマウント→FDマウント変換アダプタを持っていなかったので、デジ機でFDマウントレンズを使ったことが無かったのでした・・・。
ボディ的にあんまり縁のないニコンFマウントへの変換アダプタは持っているんですが・・・(´ω`;)

 

ここまで直径の大きなレンズはノクティルックス以来ですねえ。
ノクチのフィルター径は60mmですが、このレンズは72mmです。
レンズは文句なしの状態です。

 

今回のマウントアダプターはK&F Conceptさんのものを入手しました。
以前レビュー書いてますが、クオリティ的には何の不満もないです。

 

こんな直径はノクチ以来、って書いておきながら、実はフジノン19mmとフィルター径は同じだったのでした。
ライカのレンズってあんまり径が大きくないので、50mm以上の手持ちストックが殆ど無いため新規購入が必要かと思いましたが使いまわししておりますw

 

ライカM10に取り付けたお姿を。
レンジファインダー機の軽快な撮影とは無縁なスタイルを強いられる感じになります(´ω`;)
中望遠+大口径+センサー手ブレ補正無しなのでそれに拍車がかかりますw
でもまあ、ポトレ撮るMFレンズとしてはサイコーなものの一つであることは間違いないと思います。
背景のグルングルン具合が被写体と良いコントラストになってくれます。

マウントアダプターですが、スピゴットマウントがベースにあるが故か、LockとOpenの回転機構が付いています。
最初これに気がついていなくて、絞りを絞っても羽が絞り込まれないので???となりました。
これ、絞り値を変更するときに間違って触ってしまうトラブルはあるものの、すぐに開放絞りへ変更も出来るので、こいつみたいに開放で撮ることに意味がある、みたいなレンズを使うには相性が良いなとw

 

Leica M10 + Canon New FD 85mm F1.2 L 開放にて

入手してからもう1ヶ月くらい経っているのですが、色々とバタバタしてて満足に写真が撮れておりません(´ω`;)
今日は大須へ行ってきて、少しだけ使ってみました。

 

Leica M10 + Canon New FD 85mm F1.2 L F4.0にて

正直、子供のポトレ専用として導入したってのはあるので、街撮りはキツいっすね(´д`;)
最近はNokton 35mmのマルチコートを常用してたんですが、発色の傾向が全然違います。
ノクトンの色味はパッキパキだなあと。このレンズは発色が鈍い(良い意味で)ので、どことなく懐かしい雰囲気の絵が撮れます。

 

Leica M10 + Canon New FD 85mm F1.2 L 開放にて

屋外で撮るときは太陽光に気をつけないと簡単にフレアが発生します。
フード欲しいなあ・・・と。

 

Leica M10 + Canon New FD 85mm F1.2 L 開放にて

ピント面はホントに薄いです。1mくらいの距離でポトレ撮ると、瞳でピント合わせたら鼻の頂点がボケます。
ノクチと一緒ですねw

 

Leica M10 + Canon New FD 85mm F1.2 L 開放にて

もうちょっと使い込んでから、試写記事を書こうと思ったのでした。

 

iPhone X

10月から大学へ通うために名古屋と東京を行ったり来たりで色々タイヘンです(´ω`;)
ライカは機動力高めなカメラですけど、それでも持っていくのを躊躇するくらい移動がキツイのでコンデジ欲しいっす・・・。
このレンズ、コンデジと真逆の方向性ではありますが、レンズ交換式カメラの唯一無二さを感じさせられる&スマホにデジカメが駆逐され尽くす事もありえないよなあ、と改めて思わされたのでした。

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