Kodak Charmera - Keychain Digital Camera

   

Kodakから新発売になったCharmeraというトイデジカメラを入手しました。
発売から2025年12月現在に至るまで大人気らしく、インターネット上で国内定価相当で買えそうなところは軒並み在庫無し。
在庫ありはプレミア価格上乗せで売られてるといった状態です。

30万画素程度のトイデジだと本当におもちゃなので興味も湧かないのですが、約160万画素に背面液晶によるライブビュー撮影も可能とのことで「遊べるかも」との認識でした。
たまたま立ち寄った名駅の某店に単品売りも6個セットも普通に在庫があったのでついつい買ってしまいました。
もちろん普通に良心的なお値段での入手です。

 

各種レビューや紹介記事に書かれてる内容の復唱で恐縮ですが、このカメラは1987年に発売されたKodakのレンズ付きフィルムKodak Flingのデザインを踏襲してるトイデジです。
Flingは1987年発売ですが、富士フイルムの「写ルンです」は1986年発売です。

 

6個入りのコンプリートBOXを買えば6種類ダブりなしで手に入るそうですが、このスペックのカメラが6個あっても困るので流石に止めときました。
シークレットも1/48で入るとのことで、シークレットが入ってた場合はどれか1つが欠けるそうです。
1/6が6個に1/48で足すと1にならない分数表記、ニュアンスは分かりますが理系としてはすごい違和感です。

 

コダックのフィルムは新品で買ったことあるけど、それ以外の製品を新品購入は人生初かもです。
この黄色い箱はちょっとワクワクしますね。

 

中身を無理やり確認することができない仕様、良いですね。
バリバリっと開けていきます。

 

ほんとはパッケ絵の黄色のが欲しかったのですが・・・真っ赤な子が出てきました。
赤色ってAGFAのイメージなんですよね・・・。
コダックっぽさ満載のパッケ絵の黄色いのが欲しい人は結構多いのではと勝手に思ってます。

赤いメイン色に白文字でちょっとSupremeっぽさも感じます。

 

シークレットはクリアカラー、ある年代以上の人には「透けるトン」ことスケルトンというほうが馴染みがある色(?)のようです。
当時のFlingも黄色いデザインだったようです。
この色合いのフィルム保冷バッグ兼カメラバッグは2つほど所有してたりします。

 

フィルターやら画像フレームの説明がありますが操作方法はQRコードの先のWEBサイトを見てね、という方式です。
操作方法は単純なのでそれを見なくとも普通に使えます。

 

ということで、カメラバッグにカメラは入れず、Charmeraだけ持ってお出かけしてきました。

 

Kodak Charmera

せっかくのトイデジなので、日付は入るようにしてあります。

 

Kodak Charmera

あえてトイデジっぽい絵になるように作ってるな、という感触はあります。
カシオのQV-10とかQV-100とか、30万画素未満のデジカメ時代の画風に160万画素を持っていった感じです。

 

Kodak Charmera

それ以降に発売された1280x1024(100万画素クラス)くらいの解像度で撮れるデジカメだと、「ちゃんと写真したデジタル写真」が撮れるようになっていました。
実際に今でもデスクトップ機にくっついているHDDに90年代後半当時の写真が入ってますが、普通に見られる画質、下手したら2000年一桁代後半の1000万画素超えで絵がガビガビになってた頃のコンデジよりシャキっとして高画質に見えます。

 

Kodak Charmera

レンズだとか、センサー側の処理だとか、あえてチープにしてこの”味”になるように仕上げたんだろうなあ・・・と。
今日日の1/4型センサなんてとんでもなく高性能ですから・・・。

 

Kodak Charmera

このカメラ、白はめっちゃ白飛びするし、色はにじみまくるし・・・ですごい絵になります。
90年代後半の100万画素クラスのコンデジじゃこんなことにならないので、これが当時の「同クラスデジカメの絵か・・・!」みたいにはあんまり思って欲しくはないなぁ・・・というのが正直な感想です(´ω`;)
こういう絵自体は、撮れたらおもしろいので好きなんですけどね。

 

子供が持ってるスマホ風のおもちゃとかプリキュアのおもちゃのタブレットとか、そういうのについてるカメラの画質って感じですかね。
あと、ガラケーに付いていたカメラとかも画素数に関わらずガビガビなのが多かったので、それらの画質を見慣れた人だとノスタルジーを感じる画風ではあるかもです。
ガラケー時代、当時は写真の趣味なんてなかったですけど、それにもかかわらず携帯電話のカメラの画質は一切信用してなかったのでコンデジを使っていました。

この絵作りのリアリティをどのように受け取るのかは、どんな道具で写真を撮ってきたかにも依存するのかもしれません。

 

Kodak Charmera

バッテリーのインジケータは3目盛りあるのですが、使ってると割とすぐに1目盛りは減ります。
ですが、残2目盛りの状態がずっと維持されて続けて、今日はほんとに1日中このカメラで撮ってましたけどバッテリー的には2目盛りを維持して終了できました。

 

Kodak Charmera

32GBのSDカードを入れていたのですが、撮れる画像枚数は99999でカンストしておりました。
何枚か撮ったら99997まで下がってそこで一旦ストップ。その後も取ると減ったり増えたりの謎挙動をしておりました・・・。
枚数表示が原因の挙動不審と思うので、SDカードの空き容量のパーセント表示にすればよかったのでは・・・と個人的には思います。

 

あと、電源オンオフは電源ボタンを3秒長押しなのですが、電源オンしてからの動作に難があります。
電源オンの後にいきなり静止画撮影モードに行けば良いのですがそうはなっておらず、まず静止画・動画・設定の選択メニューを経由します。
シャッターボタンが決定なので、起動後にシャッター連打で即静止画撮影に行けるのですが、用途の殆どが静止画と考えると毎回のメニュー経由はストレス以外の何物でもないですね・・・。

 

Kodak Charmera

動画については、この画質の静止画の連続なのですが結構見れる映像になります。
あんまり注目する人はいなそうですが、リアルにチープな動画ってことで、個人的には動画のほうが面白いなと思ってしまいました。

 

Kodak Charmera

画像をiPhoneとかMac経由で共有アルバムに共有したはずなのに消えていく、という挙動がこのカメラの画像だと私の環境で発生してます。
今のところ動画はもれなく共有失敗。静止画もしつこく投げ込んでると残るときもあるし、消えるときもあるしと再現性が不明です・・・。
そもそも、iOS26世代になってから共有アルバムの挙動が少しおかしいように感じていて、このカメラの画像固有の問題ではない可能性もありますが・・・。

 

Kodak Charmera

2026年時点でこの画質の画像や動画ってNSFWやグロなものが多そうなので、その手のフィルタリングに引っかかってCharmeraの画像が消えてるのでは・・・?ってのもちょっと疑ってます。
Appleってクラウド業者の中ではその類の勝手な検閲が一番緩いってイメージではあるんですが。

写真ライブラリの追加まではいけて、iPhoneやiPad、Macからの共有アルバムへの投入が失敗してる状況なのですが、これについては少なくとも私の環境では起きている状況という報告です。

 

Kodak Charmera

あと、Charmeraにはフラッシュが内蔵されています。
ちょっと暗いところで勝手に光るのですが、撮影の補助になるレベルの発光はしてません。

 

Kodak Charmera

出力的に当たり前ではあるんですが・・・。
フラッシュを露出したときも、指で塞いだときにも撮れる絵としての違いは感じられませんでした・・・。
ガイドナンバーでいくつ、とかの記載無いですが、ほぼ無意味です。

サイズ的に出せる出力考えれば当然っちゃ当然ですが。
どちらかというと、撮ってますよーってアピールに近い感じがするので、防犯目的で撮ってることがわかるようになってるのではって思っちゃいました。

 

Kodak Charmera

素通しのファインダーは画角にあってないので、撮影位置の中心を知る程度にしか使えません。
キーホルダーの耳部分がぶっ壊れたときに変わりにストラップの紐を通す穴なのでは・・・?って思わなくもないです。
デザインのアクセント的には◎なので、存在感としては良いかなと。

 

Kodak Charmera

付属のキーホルダーに指を通しておけば落とすこともないので、フィンガールーフ的に使えるが良いなと思いました。
紛いなりにも精密機械なのでこれをキーホルダーとしてカバンに常設は厳しいのかなー・・・と。
持ち歩き頻度にもよりますが、それはすぐ不動になりそうな気がします・・・。

 

ポーチとか筆箱とか、何気なく持ち歩くものに忍ばせておいて、気が向いたら撮影、ってのが楽しい使い方なのでは、と思いました。

 

つらつらと書きましたが、「こんなかめらにまじになっちゃってどーすんの」ではありますw
トイデジなので、気軽に撮影、写ってたらラッキー程度に触るのが精神的にも良いのかなと。

このサイズ感でライブビュー撮影はとっても面白いのと、低解像度の背面液晶に映る絵が結構エモいので、背面液晶の絵を別カメラで取るほうが面白いかもしれませんw

8bit機を彷彿とされるこの量子化の粗さはなかなかの味わいがあります。

本気で使うカメラにはなり得ないので、必ず持ち歩くポーチに忍ばせて、色んなところでチマチマ撮って楽しんでいこうと思ったのでした。

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