富士フィルム TX-1用システムケース (カメラバッグ)
FUJIFILMのTX-1用のシステムケースを手に入れました。
Xマウントのレンズ交換式ミラーレスデジタルカメラのX-T1ではありません。
フィルムのパノラマレンジファインダーカメラのTX-1用のケースですw
TX-1はハッセルブラッドとの共同開発品で、海外ではハッセルブラッドXPanという名前で売られていたみたいです。
通常の24×36mmだけでなく24×65mmのコマで撮影できるリアルなパノラマカメラです。
昔、パノラマ撮影のフィルムカメラってありましたけど、上下を切り取って結局意味無いじゃん・・・みたいなのが多々でしたが、中版カメラのイメージサークルを持つレンズを使ってガチのパノラマ撮影ができるというスゴイ逸品。
富士フィルムのレンズが使えますし、あこがれのカメラなのですが、買おうと思うとライカより高いんですよね・・・。
XPanの方はブランドの効果もあってか、ますます高い・・・。
いつか試してみたいとは思いつつも、手が出せずにいる高嶺の花です・・・。
今日、ふらりと名駅のビックカメラに寄ってカメラバッグのガラス棚をみたらこのカメラバッグが。
「FUJIFILMのTX-1システムケース・・・??」と頭がかなり混乱。スマホで調べても出てこない・・・。
ああ、フィルムカメラのアレのか・・・って15年以上前のカメラじゃね?w と(´ω`;)(発売は1998年です)
店員さんを呼んで話を聞いてみると、倉庫から出てきたやつを並べたそうで。
当時の価格から26%オフの値段で並んでましたが、いや、それは高いだろう!と鬼値引きしてもらいましてメチャクチャ安くGETしましたw
最近毎週のように出張でして、今後も鬼のように出張が続く感じです。
ライカを持っていくのですが、普段と違って、割と頻繁にカメラをバッグから出し入れするため、そういった用途に向いているカメラバッグをずっと探していて、ほぼ理想形だったので迷わず買いました。
だってこれ、探しても新品で見つかるものではないですし・・・・。
Artisan&Artistのカメラバッグが2つと、他に2000〜3000円で買えるカメラバッグを8個くらい持っていまして、用途によって使い分けています。
これはその一部です。
これ、Kodakのフィルム用クーラーボックスを改造したバッグなのですが、こうやって真上から開いてくれると、カメラの出し入れがし易いですし、レンズ交換も安全に行なえます。
ただ、このバッグは材質的にも大量に物を詰め込むのが辛いです。
カメラバッグ達は、使わない時はポーチ類の退避場所になってますw
これはアルティザン&アーティストのWCAM-8500です。
非常に使い勝手が良くて、結構活躍していますが、このようにフラップが開くとレンズ交換が恐ろしくやりにくい・・・。
最悪レンズを落としかねないです。人間工学に反したデザインですね(´ω`;)
レンズ交換はACAM-1000のほうが圧倒的にやりやすいです。
WCAM-8500は撮りながら使う、というよりは、安全に目的地まで機材を運ぶ、といった目的用のカメラバッグだと思います。
ということで入手したバッグを見ていきましょう。
本当にTX-1と書いてありますw
このノブを引っ張るとロックが解除されてフラップが動くようになります。
2つでしっかりと止めるため、カバンがひっくり返っても中身が飛び出すことは無さそうです。
体に面する側にも小さい収納があります。
手帳程度を入れるのが限界でしょうが。
パカっと開けますとこんな感じです。
内側に貼ってある記事は如何にも昔懐かしいカメラバッグといった手触りのアレですw
ポケット類は、予備バッテリーや予備のSDカード、レンズリアキャップやフロントキャップ、ボディーキャップなどがちょうど収まる感じです。
もうちょっと上が全開になってくれると出し入れがよりやりやすいのですが、金具が体に当たらないようにするための配慮でしょうね。
右側にショルダーした時に前に来る側のポケット。
スマホとか入れられますね。
後ろ側になるポケット。
こちらはフラップがありません。
入れるものによって使い分けができる粋なデザインです。
底面はスレないように金具足が付いています。
しっかりと作られていますねえ。
取扱説明書とパーティションが3枚。
10分くらい考えたのですが、このパーティションはどうやって配置すると3枚付けられるのかわかりませんでした(´ω`;)
ものすごく丁寧に作られています。
富士写真フイルム株式会社という表記に時代を感じます・・・・。
流石にクッション素材が足らなさ過ぎると思ったので、軽いインナークッションも一緒に買いました。
これがジャストサイズで収まるんですよ・・・・。
そこまで分厚くないので容量が減るということも無いです。
一番の目的はカバンとカメラが擦れてキズが付かないようにする事が目的です。
サッとSummilux 35mm F1.4を付けたデジタルM型ライカが入ります。
このレンズを付けた状態で入れることができるのであれば、焦点距離50mm以下のレンズでしたらどれでもつけたまま収納出来そうです。
りあるれざーですか。
縫いがもう少し太い糸だったらより丈夫なんでしょうが。
素材的には直しながら使っていけそうなものでできているので相当長く使えそうな気がします。
レンズを付けたデジタルM型ライカとお財布、ブロアー、日用小物を入れたポーチ、クロスは出し入れ時の傷防止の為にカメラを包んでも良いでしょうね。
ポケットには予備バッテリーとレンズクリーナーと予備のSDカードが入っています。
完璧過ぎる収納です・・・。
宿泊出張の時は荷物が多く、どうしてもカバンが2つになります。
そういった時にカメラとお財布などの高価な品はこっちに入れて常に肌身離さず、とできるのが良いですねえ(´∀`)
この形状のカメラバッグをオーダーで作ったら結構な金額になってしまいますが、運良く既成品を入手できました。
カメラバッグも沼ですが、強いヒキで良い物を手に入れられて満足したのでした(´ω`)