だいぶ開けてしまいました&シン・エヴァンゲリオン観ました(ネタバレ無し)

   

Leica M10 + Summilux-M 35mm F1.4 ASPH.

あけましておめでとうございますを書かなくては・・・と思っていたら1年の1/4が過ぎておりました・・・。
元気しております。

仕事上の立場やらなんやらで、相変わらずの自粛状態が続いております・・・。
この1年間、買い物の都合で1回だけ県境を超えた以外は愛知県から一回も外に出ず、です。
年末年始の論文書きやら、年明けてからの年度末進行などバタバタしておりましたが一息つきました。

 

新年度になり、そろそろブログを初めてX年がたちましたの記事もあるので、明日はフィルムを8本ほど現像に出してこようかと思います。
去年のGW前後はフィルムの現像すら出来ない状態だったので今はまだマシな状態ではありますが、今の状況を考えると次のGWもどうなることやら・・・。

日常生活はマスク着用がデフォの状況なので、表情筋を使わなさすぎて心も無表情になりそうです。
心と身体は一体だなぁ・・・と、マスクを外せない状態になってしみじみと感じました。
表情の変化をさせなくなると、感情の変化も起きなくなるんですよね・・・。この1年くらいで無機質感がパない状態になってます。

 

渦中の国からアレなキーボードが届いたり・・・

 

新拠点が着々と完成に近づいてきていたりと、年明けてからも色々とありました。
妻がめちゃくちゃ頑張ってくれたので、ホント素敵な感じになってます。

 

さて、以下長文です。
シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を観てきました。

私はエヴァンゲリオンのガチンコリアルタイム世代です。
TVシリーズが放送当時、主人公の碇シンジくんは中学2年生ですが、私は中学3年生でした。
東京はたしか水曜日の17:30か18:30に放送しており、愛知県は約半日遅れの木曜日の朝7:25分からでした。
観てから中学校へ行くと遅刻確定なので、今となっては超レガシーデバイスのビデオテープに録画して観ていました。
それから25年を経ての完結です。

昔のアニメはそれなりに伏線を回収するのが当たり前感があったため、当時観ていた友人と色々と考察をしていました。
高校生の頃はエヴァンゲリオンの話をかなりしていました。人生に一番の影響を与えた作品であることは間違いないです。
当時のパソコン通信でもエヴァの考察に関する話題は多かったですし、インターネット上でもエヴァに関するコンテンツを扱うサイトは多かったなと。

Death and RebirthとThe End of Evangelionを観て、今までの考察はすべて無意味だったと悟った時の失望感は凄まじかったです。
以後、エヴァに関してはキャラやメカニックに関しての愛着はあったものの、作品に関しては完全に無関心状態でした。
漫画版を読むのも辞めてしまい、結局現時点で完結しているものの漫画も追いかけるのを辞めました。
以後、様々な考察本が出ていたようですが、その類も一切読まずです。

新劇場版で新たに作り直して完結させる、とのことで序・破を観たのが前の大学の院生の頃。
社会人になり妻とQを観に行った時の感想は「またこうなったか。終わらんだろうな。」の二言くらいでした。

正直、今回のシンエヴァに関しては事前情報収集も皆無、期待も皆無、見に行くかも微妙なラインだったのですが、tomioさんが誘ってくださり観ることに。
25年の決着を付けてくるけど、付かないだろうなあ・・・・という諦めモードで無関心そのものだったのですが・・・・。

シンエヴァの感想を一言でいうと「完璧な終わり方でした」。
全く期待していなかっただけに、出来の良さに観終わった後は軽く放心状態でした。

TwitterのTLを眺めていると、観終えた皆さん、何もおっしゃりません。他の方の考察や感想を漁ったりはしていないのですが、賛否は二極化しそうな気がします。

NHKのプロフェッショナル仕事の流儀で庵野監督が多くの人に良い悪いはともかく影響を与えている作品とおっしゃっていましたが、その影響を受けながら過ごした期間を経て今の状態がどうあるかで意見は分かれるのかな、と思います。
それは庵野監督も同様でしょうが、そのアンサーを受けた鑑賞者の中には許せないと思う人もいるかもしれません。

私としては、綺麗に終わらせてくれてありがとう、という思いで満たされています。もうエヴァに思い残すことはないです。
シトになってしまった人には残酷な最後かもしれません。私はヒトであれてよかったです。
かつてエヴァンゲリオンに関しての情熱はあったものの完全に冷めてしまった方、これまでの新劇場版は未視聴でもシン・エヴァだけは観ておいたほうが良いです。

すべてのエヴァンゲリオンにありがとう。かつてこの作品が好きだった自分にさようなら。庵野総監督、完結おめでとうございます。

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