Thermaltake Level 20 RGB Gaming Mouse - Hatsune Miku Edition
ツクモが初音ミクとコラボして色々な製品をリリースしているのですが、先日発売されたサーマルテイク社のゲーミングマウスとコラボしたマウスをゲットしました。
半年ほど前に、AppleのMagic Mouse2の記事を書いたのですが、またマウスです。
コンピュータの利用を快適にする場合、マシンそのもののスペックに拘る方は当然多いものの、本当の快適性に直結するのは人間が操作するのに近い側のデバイスです。
具体的には、キーボード、マウス、ディスプレイ、ヘッドフォン or スピーカーあたりですが、マシン並みに金銭を注ぎ込むべきです。
コンピュータが大した負荷の処理をしていない時間でも、それらのデバイスに人間の五感は常時触れているわけなので、快適性に直結するという理屈です。
つい先日、マツコの知らない世界で自作キーボードの世界が紹介されたそうですが、キーボード自作はここ数年、アツいです。
自作しない勢ですとHHKBかRealforceか、メカニカルスイッチのゲーミング系キーボードをお使いの方は多いと思います。
昔はメカニカルスイッチのキーボードのタイピングが気持ちよくて愛用していたのですが、音がうるさいので、最近はペチペチヘナヘナなキーボードを使うことが多いです。
Macbook系は新機種が出るたびにタイピングのフィーリングで物議を醸し出しますが、そりゃこだわりますよね、と私は思う人です。
実際、現行のMacbook系はどれだけ改善しても昔の少し分厚かった頃のタイピング感覚とは別世界で、慣れてきてはいても、やっぱり昔が良かった・・・となってしまいます。
Macに関してはマウスよりもトラックパッドが操作性や利便性で圧倒しているので、そこに関しては圧感式になっても追加機能が操作性を凌駕していて許せるのですが・・・。
ここ5年ほどは、家ですとMac一辺倒だったのですが、1年くらい前からWindows機の稼働率も上がってきたので、Apple純正デバイスの完成度に頼りっきりというわけにもいかずで入力デバイスに関する選択の拘りが再燃しつつあります。
ですが、ノート系がメインなので、キーボードは備え付けで良いものの、マウスに関してはSurface系でもトラックパッドは耐えられません・・・。Macのそれを知っているとクオリティが全然違って、外付けマウス無しで使う気が起こらないです・・・。
かつてWin機ばかりを使っていた時は、バスマウス時代のMicrosoft Mouseから5ボタンのMSインテリマウス、ロジクールのハイエンド系と渡り歩いていたので、今は携帯性重視のロジクールの無線レーザーマウスを使っています。
これはこれで優れていて、使いやすいのですが、つまむようなポジションで丸一日操作するのも辛いので、ガシッと掴む系のマウスが欲しいなーと思っていたところにツクモからこのマウスのリリース発表があり、見た目の神々しさに悩み、ついにポチる、となりましたw
レンズやらカメラやら楽器やら、道具には拘る派なので、当然コンピュータ周りの道具も拘るのですw
ちなみに、コーディングする人ですとエディタでvimかemacsかで宗教戦争がありますが、私は一番書く言語がPythonですのでPyCharm Professional一択です。
Pythonもそれはそれで対応エディタが多いので色々と議論の余地はありますが、何でも書けるAtomやVS CodeよりScientific ModeもあるPyCharmの有償版が好きなんです。
前置きが長くなりました(´д`;)
専用の携帯用ポーチや、パッケージイラストのマウスパッドなどが付属しております。
分かる人が見ればひと目で初音ミクとわかりますが、知らない人がみたらガンダムの配色に見えるかも、ですね。
ガンダムはRX-78-2なので、RX-78-01は試作型ガンダムで有名な白赤黄のやつじゃないんですが・・・。
専用の初音ミクスキン付きソフトでLED発光の設定は変更できるのですが、このマウスは専用のmikuという発光プロファイルを使わないとコラボ品を使うメリットも薄れるかな・・・とw
これがmikuプロファイルの色でして、点滅周期を変えることが出来ます。
ソフトはWin専用なのと、Macでの利用は想定されていないので、Macに挿して使える保証は無いです。この記事はMacで書いていますが、Macはマウスを必要としないので試す機会があれば追記しようかと思います。
感度の調整を適切に行うと非常に快適です。
クリックボタンの押し心地や、ローラーの回転なども気持ち良いです。
ですが、せっかくの8ボタンマウスなものの、サイドの4つのボタンは左手前側の親指が接触する所以外は実用性が低いです。
どう考えても、押すときに不自然な握り方になるので、気軽に押せません。
この手の多ボタンマウスはエルゴノミクスデザインになっていないと親指以外で押すのは至難の業ってのはわかっていたので、ガッカリはしていませんがやっぱそうなるかーと。
左右対称でどちらが利き手でもうまく扱えますってのがウリなので諦めてましたが。
親指側にボタン集中させないと、ゲームのようなリアルタイム性と操作の精密さを要求されるアプリケーションじゃ、使い物にならないっす・・・。
私はボタンにCTRL+A, CTRL+C, CTRL+X, CTRL+Vを割り当てたものの、普通に左手でキーボード操作したほうが楽なので、デフォルトの設定(ブラウザの戻るとか進むが割り当てられてる状態)に戻してしまいました。
握り込んで使える&クリックとホイール感触が良い&ブラウザの戻るが使えれば良い、だったので、あわよくばのマルチボタンは活用できず、でした(´ω`;)
今回のコラボ系でキーボードもあるのですが、ちょっと接地面積が多いなーと思うのとメカニカルは音が気になるかなということでスルーです。
ヘッドフォンも、お値段的に音質は期待できないので、手持ちのハイエンドオーディオ用のヘッドフォンで良いかなと。
キーボードはHHKBのスイッチを採用したRealforceが気になってはいますが、ノートが主の現状、Win機とはいえキーボードまで外付けするのは邪魔かな・・・と。
巨大な外付けディスプレイも併用すれば外付けキーボードのメリットも出てくるのですが、移動することが多いので、外付けディスプレイに接続する機会がとても少ないのですよ。
本来ならディスプレイもナナオ(EIZO)がー、とかその辺凄く面倒くさい人なので、この辺で止めておきます。
ひとまず、見た目的に気に入って、握り心地の良いマウスが手に入って物欲は満たされたのでした(´ω`)