Voigtlaender Nokton 50mm F1.5 ASPH. Lマウント
2016/04/14
こちらも2年位前に購入したレンズです。
フォクトレンダーのノクトン50mm F1.5 ASPH.のLマウントです。
今売られているNokton 50mm F1.5 ASPH. VM Vintage Lineとこちらのレンズは、鏡筒のデザインが違うだけでレンズの中身そのものは全く同じです。
![02.jpg](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20150912_3822457.jpg)
ローライのHFTコーティングみたいな緑色のコーティングをしております。
前玉は無傷でとても綺麗です。
レンズの中もスカッとヌケてます。
![03.jpg](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20150912_3822458.jpg)
絞り羽は10枚。
完全な円形ではないですが、そこそこ綺麗な形で絞りこまれて行きます。
油ジミとかもありません。
![07.jpg](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20150912_3822462.jpg)
後玉もとても綺麗です。
![04.jpg](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20150912_3822459.jpg)
フォクトレンダーのLマウント時代のレンズって、曇ってる玉が凄く多いんですよ・・・。
コーティングの問題なのか、グリスの種類の問題なのかよくわからないんですが・・・。
曇り玉を入手してガッカリするくらいならちゃんと現物を見て探して回ったほうが良いですよ。
![05.jpg](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20150912_3822460.jpg)
鏡筒のデザインはLマウント時代はどれも似通ったデザインですね。
Color-Heliar 75mm F2.5 Lの鏡筒を短くしたような感じ。
![06.jpg](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20150912_3822461.jpg)
ピントリングのトルクや絞りリングのクリック感も素晴らしいです。
そして、非球面レンズを採用しているだけあって、写りも抜群です。
それこそSummilux 50mm F1.4 ASPH.に肉薄するような性能で本当に素晴らしい。
ただ、ボケの美しさだけはズミルックスに勝てないかな~という気はしますが、お値段の差もデカイですし仕方ないですね(´д`;)
今のビンテージラインは鏡筒にお金がかかっていてとても高いので、写りは全く変わらない、この安価なLマウントを狙うのは十分にアリだとおもいます。