KONOST FF フルデジタルレンジファインダー機の続報(2016年12月)
フルサイズのフルデジタルレンジファインダーMマウントカメラとして鳴り物入りでアナウンスされたKONOST FFさん、全然続報が無いな〜と思っていて、年末ということで公式サイトのニュースを久しぶりに見たら・・・
KONOST FF、そろそろ来るかね・・・? pic.twitter.com/T2ACnEmRi0
— 汎猫 (@hanneko3) 2016年12月21日
おお!
近々何かしらの発表があるぞ、とのアナウンスが。
ワクワクしながら一週間ほど待っていたら、ついにサイトが大幅更新されました。
基本的にはこれまでのアナウンスと大きな仕様変更は無さそうですが、
・CMOSISの24Mピクセルセンサーを採用、との事でしたが、CMOSISという言及が無くなりました
・マウントはMマウントを採用というのは変わらず
・2017年の初頭にβ機のリリースが開始
・ミラーレス機バージョンも販売する
といったことが新たに発表となりました。
このKONOST FF、売れるか否かの最大のポイントは「中古で程度の良いライカM9の価格より安いか」だと思っています。
M9の値段もかなりこなれて来ましたし(といっても、4年前に私が中古でM9を買った価格と、数カ月前に買い直した際の価格って全く変わらなかったんですが・・・)、M9が買える値段で新品販売しても、売れないのでは・・・と思っていまいます。
あと、ライカですと、センサー清掃から修理を含めて、国内にカスタマーケアセンターがありますが、そういったサポート体制がどうなるか・・・というのもデカイだろうなあと。
センサー清掃を自分でやる方も多いかと思いますが、そういうのに自信のない私みたいな層は、センサー清掃を如何に気軽にやってもらえるのか、って所で運用していく上で重要だよなあ・・・と。
もちろん、故障した際の対応も大切です・・・。
2017年末にはミラーレス機バージョンもでるようですが、この選択肢はうれしいですね。
事実上のユニバーサルマウントとなっているMマウントがベースでしたら、MFレンズで取り付けられないものはほぼ無いはずです。
"フルデジタルレンジファインダー"の機構がどのようなものなのかも不明なのですが、FUJIFILMのX100Tみたいななんちゃってレンジファインダーだとしたらちょっとガッカリでもあるんですが・・・。
まだまだ情報が出ていないので今後に期待、でしょうか。
続報がいち早く届くメールマガジンもトップページから登録受付しているので、私は速攻登録しました(`・ω・´)
撮れる絵、使い勝手、サポート、この3つがどうなるか。
あまり好きではないですが、プアマンズライカ、という言葉もあります。
ライカにはない魅力を持つ、ライカ以外のレンジファインダーデジタルカメラとして、存在を確立してくれると良いな〜と。
ライカの異常な価格は、他にレンジファインダーデジタル機が無いが故の言い値で販売も原因の一つとしてあると思うんですよね・・・。
KONOST以外にも、Leica RumorsにMマウントのデジタル機の外装が紹介されていましたが、ライカの寡占状態が崩されると良いなーと。
competitorの居なくなったジャンルって、ヤバい傾向になりがちですので・・・。
ライカ本家の正常な進化のためにも、色々出てきてほしいですね(´ω`)
私もKONOSTの出来次第では、カラー撮影機の乗り換え先がM10ではなくてKONOSTになる可能性も大いにあります。
2017年も面白い一年になりそうですね(`・ω・´)