KODAKのクーラーボックスをカメラバッグに改造

      2016/04/14

1970~1980年台頃、コダックによってフィルムを大量に購入するプロカメラマンなどに店舗経由で配布されていたらしいクーラーボックスをカメラバッグに改造しました。
フィルムは高温に弱いので、保冷剤とフィルムを同梱してこのバッグで夏場などは冷やすのに使ったんだと思います。
これ、本当は肩掛けしか出来ない構造で、ショルダーすると上蓋にベルトがピッタリくっつき、バッグ自体も体に開閉部が張り付きます。
中身がこぼれ落ちないという為に考えられた構造ですが、肩から下げたままで中身にアクセスできません。
そこでベルトのカシメを外し、ベルト長さを調整して穴を開けて再度カシメました。
バッグ自体はイエネコカメラさんに半年以上前に入荷してずーっと残ってたもの。
ほしいとは思ったものの使うかなーとか色々悩んでるうちに存在を忘れていた・・・。
今使っているArtisan & Artistのライカ用カメラバッグより一回り大きなカメラバッグが欲しくなり、このカバンが候補に急上昇。イエネコカメラさんに聞いたらまだ有るとのこと。
仕事帰りにイエネコカメラさんに行って、「試しにショルダーしてみて良いですか?」って聞いて肩にかけてみたら、上記の、ショルダーしたままで内部にアクセス出来ない、しかもベルト長さも変えられないことが判明。
んで、私の思いつきで改造すればショルダーバッグ化できるのでは?と実践したら上手くいきましたw
イエネコカメラさんは革製のカメラストラップを作って売っているのでカシメに使う道具が揃ってるから実現したのでした。
中に非常にアクセスしやすい構造してます。剛性も十分。しかも無茶苦茶軽い。
40年位前のものなので相当汚れてましてかなり掃除しました。内部は消毒用エタノールでかなり丁寧に拭きました。
このバッグ、レトロファッションバッグとして売られてるところがあったりします。
とても安いので気に入ったらバックアップ用として他のフィルム銘柄バッグも買うかもしれません。
eBayだと10ドルくらいで買えますw 送料がその5倍しますが(´д`;)
イエネコカメラさんでカシメた部分。内部も新たにカシメなおしてます。
改造前の実物を実際に見ないと伝えにくい構造です。ちょっと考えるとカシメでショルダー化する方法は思いつくかと。実際そういう使い方をしていた人、いるかもしれませんねぇ。
私はカメラバッグを降ろさずにレンズ交換等をしたい人なので、ショルダーしたまま内部アクセスできることが必須なのです。
A&AのACAM-1000との比較。ACAM-1000はライカ用のカメラバッグとしてはほぼパーフェクトな出来なんですが、私は持ち歩く私物がかなり多いためもうひと回り大きなバッグがあれば・・・と思ってました。
でも、大きい物は深さ方向に大きくなる場合が多く、ピンとくるものがありませんでした。そこでこのレトロでイカスコダッククーラーボックスなのでした。
早速明日持ち歩いて使用感を確かめたいと思います。
妻からトーリ・ハンの70リットルオーバーの防湿庫をちょっと早い誕生日プレゼントとして貰ってしまいました。
いままでドライボックスで保管していたので大喜びです(´∀`)
ドライボックス、使い方次第でしょうがものが増えると結構不便なんですよね・・・。
妻からのドライボックスプレゼントは、それから溢れる以上カメラグッズを増やすな的な意味合いがあるとかいう話を聞いたことがありますが私も自重していかなくてはと思いますw
まあ、私は使わない機材はかなりあっさり手放すので無駄に増えることは無いかと思いますが・・・(´д`;)

 - アクセサリー, カメラ・機材