EXAKTA 66 MOD1 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 試写
2017/03/10
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Ektar100
記事にしたっけ?って事すら忘れかけていたEXAKTA66さんの試写を行った時の写真を。
まずは最も好きなフィルムであるEktar100にて。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Ektar100
この日は大学時代の友人が名古屋に遊びに来ていたので、一緒に名古屋をプラプラしつつ撮りました。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Ektar100
ISO100のフィルムを詰めた理由としては、極力開放で撮りたいから!
殆どのショットを開放のF2.8で撮っています。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Ektar100
あれもこれもそれも、開放撮影なんですが、よく写りますねぇ・・・(´ω`)
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Ektar100
名駅西口のマーシーさんでご飯を食べつつ色々と昔話や仕事の話をしまして・・・。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Ektar100
景色を撮りつつ、喋りながら散歩を。
これも開放ですが、中判カメラらしく、標準画角で凄いボケをしてくれます。
しかもピント箇所はシャープという・・・
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Ektar100
歩きながら撮ったのでブレてますが、前ボケもなかなかキレイです。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Ektar100
ISO100ですが暗いところでもウェストレベル撮影なので殆ど手ブレしません。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Ektar100
SS1/8の手持ちで渾身の一枚が撮れた・・・!とおもって現像したら・・・壮大なコマカブリが・・・orz
iPhone 6plus
これ、後から出てくる富士フィルムのPRO400のほうのネガですが、コマ間がバラバラです・・・。
これがペンタコンシックスの脆弱性か・・・!
メチャクチャ丁寧に巻き上げしてるんですけどねえ・・・。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Ektar100
しかも最後の1枚は巻き太りしたせいで周辺部が露光、ちゃんちゃん、です(´д⊂)
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Fuji PRO400
その日の午後からはPRO400に詰めて家の周辺をお散歩することに。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Fuji PRO400
近所の某重工でお祭をやっているので見に行くことに。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Fuji PRO400
これ、娘さんを最短距離のF8で撮影したんですが、非常に前ピンです・・・。
おそらくフィルム装填時にしっかりとテンションをかけなかったのでフィルム平面性の問題でこうなったと思われます・・・。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Fuji PRO400
社員と近隣住民向けのお祭り、ということでほのぼのとした雰囲気でした。
生ビールがなんと200円ということで、妻が美味しそうに飲んでました(´∀`)
私もお酒が飲めたらな~。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Fuji PRO400
夕焼けのワンショットをフィルムに収めた後・・・
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Fuji PRO400
キジも鳴かずば撃たれまいのパラダイスカフェでのライブの前日だったのでバンド練習へ。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Fuji PRO400
メンバー全員を1枚づつ撮ったはずだったんですが・・・。
EXAKTA66 + Carl Zeiss Jena Biometar 80mm F2.8 + Fuji PRO400
フィルムのコマ間が広がりすぎてて、撮ったつもりのコマの後ろにフィルムが居なくて撮れていませんでしたorz
iPhone 6plus
EXAKTA66のファインダーはペンタコンシックスに比べると四隅がとても明るく、視認性も良いようです。
ファインダー越しにどんな感じに見えているかというと、こんな風になります。
良いですよねえ・・・。
整備済み個体にフィルムを2本通して、メチャクチャ丁寧に巻き上げてもこの惨状。
運用がとても難しいですねえ・・・。
とても好きなボディなんですが、ちゃんと撮れてるか不明、という写真機としてはあるまじきトラブルがあるので、ランニングコストがただでさえ高いブローニーを運用するにはあまりに辛いものがあります・・・。
ウェストレベルで何の不安も無く撮影するなら、やっぱりローライフレックスかハッセルブラッドしかないのかなーと・・・。
MamiyaのC系の二眼レフもとても良いですが、ちょっと重たい&デカイんですよね。RB系もしかり、バケペンもしかり。
ARAXというボディが巻き上げ関係のトラブルを克服してるらしいので、もし見かけたら欲しいなあ・・・と思うのですが、入手はほぼ不可能でしょう。
素直にハッセルブラッド買っとけ・・・って事ですか(´ω`;)
でもM9買ってしまって金欠でレンズ放出中なので、ハッセルも当分先でしょうなあ・・・。
ペンタコンシックスはヤバイ、と良く言われる理由が身をもって体験できただけでも貴重だったなと。
Tさん曰く「巻き上げをスムーズに、途中で止めず、巻き上げきる時も、完全に上げきってから戻すとコマは被らないよ。巻き上げきった時に手のテンションを緩めて戻ってこない時にもう1回クイッと巻いてから戻すと、コマ間が広がる原因になるんです。」とのこと。
ハッセル、ローライが神話になるのは、あの使いやすさ、軽量さ、信頼性、レンズの性能、全てが抜群ですし、当然だなと・・・。
私が最初に使ったカメラがRolleiflex 3.5F Xenotar 75mm F3.5だったのですが、相当な数のフィルムを使ったものの、撮影に失敗したコマとか1つもありませんでしたから。
ボディは所詮暗箱ですが、最低限の信頼性は必要なんだなと(´ω`;)
良い勉強になりました。