Leica APO-Summicron-M 50mm F2.0 ASPH. 開封の儀 -2
2016/05/19
続きです。
ワンタッチレンズキャップではなく、かぶせ式のキャップが付いていました。
前玉が汚れるのが怖いのですかさずフィルターを装着。
黒枠の純正E39フィルターが市場から払拭しているため手持ちのマルミ製UVaフィルターをとりあえず取り付けることに。
黒の純正E39UVaフィルターががどこにも無いってことは、もしかしてアポズミクロン50mmが大量に国内に入ってきているんじゃ・・・とか思ってしまう。
かぶせ式キャップを拡大。
ちょっと見にくくて申し訳ないですが、レンズ接触側は側面も底面も全てスウェード貼りになっています。
このかぶせ式キャップだけでもかなりの高級感です。
こいつも使うのが勿体ないので箱にしまっておきます。
レンズ内にチリやホコリも無く安心しました。
絞り羽はかなり複雑な曲線をしていてきれいな円形になります。
レンズを横から。
シリアルナンバーは側面裏側に付いています。
マップカメラさんに新品同様品の中古がいくつか出ていましたが、それよりシリアルが古い・・・。
でも、箱は開封跡も無かったので間違いなく新品ですね。
レンズリアキャップも純正は箱に戻して結局取り出したのはレンズそのものだけです。
このサイズの箱に対して、実用する中身の大きさは上に乗っかっているソレですw
アポズミクロン50mmのご先祖様である、Lマウントの沈胴ズミクロン50mmとのサイズを比較。
キャップの分厚さが違うのでそのままの高さで比較できませんが、ちょっと大きくなっています。
現行の普通のズミクロンの鏡筒よりチョット小さいような気が・・・。
こんどtomioさんのと比較させていただこうかと思います。
現行ライカレンズ同士の比較。
ズミクロン35mm ASPH.さんはヤフオクでドナドナしたのでもう居ません・・・。
左から
APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH.
Summilux 50mm F1.4 ASPH.
Summilux 35mm F1.4 ASPH. FLE (フードを外した状態)
です。
ズミルックス50mm ASPH.より全然小さいと思っていたら5mm程度しか長さが変わらないですね・・・。
しかも鏡筒の径は、付け根部分はズミルックス50mm ASPH.より太いです。
ライカM240に取り付けてみる。
シルバーボディに黒レンズも良いですね。
別角度から。
先すぼみ型のデザインってあんまり好みでないので、ルックスだけでいえばズミルックス50mm ASPH.のほうが圧倒的にカッコイイと思ってしまう・・・。
ビルトインフードは、ズミルックス50mm ASPH.みたいに引っ張りだしてひねって固定、では無く、回すと徐々に飛び出すというこれまた凝った作りになっています。
フィルター枠だけが隠れるような長さだけ飛び出すといった事も出来てしまいます、
素晴らしいですね。
ISO800 F4.0 SS1/60 にて
開放で撮ってみても背面液晶で見ただけでハッキリと分かる、他のレンズとは次元の違うシャープさに驚かされました。
M240の背面液晶ってお世辞にも高品質とは言えないんですが、プレビューJPEGをモノクロにしているとレンズのコントラスト、解像度がかなりハッキリと分かるんですよ。
頻繁に様々なレンズを試写しているので背面液晶でレンズの性能を見分けるという能力がかなり高まっています。
夜間屋内で撮影するとせいぜいシャッタースピードは2桁しかないのでレンズの超超高解像度を活かしきれません。
明日は早速一日歩きまわって試写をしてきたいと思います。
ヤフオクにも沢山不要レンズを出品しないと・・・。