Nikon Nikkor-S Auto 58mm F1.4 Fマウント

      2016/04/14

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こんなものを入手しました。
ニコンFマウントとしては初の、F1.4を達成した標準レンズです。
でも焦点距離は5.8cmという非常に中途半端な値ですが・・・。
Nikon Fが出る前はNikon Sシリーズのレンジファインダー機がNikonの主力だったわけですが、当時はSonnarタイプのNikkor-S.Cの50mm F1.4があったのでF2.0未満の標準レンズがラインナップされていました。
Fマウントの一眼レフとなり、当然ミラーボックスの関係でフランジバックが長くなり、ゾナータイプは使えない。
そこでガウスタイプのレンズの登場となるわけです。
大口径化しようとするとレンズエレメント数も増えて、レンズが長くなってしまい、結局この58cmという中途半端な焦点距離に落ち着いたようです。
こちらのニコン公式の解説とかが詳しいです。
標準レンズ大好きな私ですが、ちょっと焦点距離長めのレンズのほうが好みなので、TopconのRE, Auto-Topcor 58mm F1.4を愛用しています。
イエネコカメラに伺った際に、「汎猫さん向けのレンズが・・・」とこちらを見せてくれて、即決で購入しましたw
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当然ながら整備済みなので、絞りリングやピントヘリコイドも滑らか~。
前玉もとても綺麗です。
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後玉も美しい・・・。
前述のトプコール58mmに比べるとマウントに無理がないのが良くわかります。
トプコールは口径の小さなExaktaマウントでよくF1.4を達成したな・・・と思います。
そのトプコールの後玉はこちら。
どうしてこうなった、的な後玉の小ささです。
Fマウントも決して大口径とは言えませんが、標準レンズでF1.2は達成してます。
ExaktaマウントはF1.4が限界みたいです。
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絞り羽も目立ったキズも無く綺麗です。
よくメンテされてます。
コーティングに映り込む蛍光灯が幻想的ですね・・・。
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絞り羽を裏側から・・・。
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Fマウントのレンズは数本持っていますが、恥ずかしながらFマウントボディーって一度も買ったことがないんですよ。
ってことで、ミラーレス機としても使えるライカM240に取り付けます。
アダプターが何故かFマウント-Lマウントなので、L-M変換リングを使ってMマウント化します。
アダプターもLMリングも、とっても信頼している宮本製作所(Rayqual)さんのやつです。
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んで、いざアダプターに取り付けようとおもったら・・・。
レンズの黒鏡筒部分の出っ張りに干渉してバヨネットの羽根がアダプターに噛みこんでくれない・・・。
このアダプターについての明記がみつからなったんですが、EF→Fマウント変換リングのページに「Ai化前のレンズは袴部分が長いためマウント出来ないレンズがあります」と記載有り。
まさに今起きてる現象ですね・・・。
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左が58mm F1.4、右がAiの35-70ズームです。
カニ爪の位置とかマウント部分の袴の長さが違うのがよくお分かりいただけるかとおもいます。
まさかこんなところにトラップがあるとは・・・orz
Rayqualさんのアダプターでは残念ながら無理ですが、Fマウント-Mマウント変換アダプターは色々なメーカーから出ていますので、使おうと思えば使えるのかもしれませんが・・・。
今は諦めます(´д⊂)
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ニッコールのほうはアダプターに乗っけただけですが、トプコールとの比較写真を・・・。
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殆ど同じサイズ感です。
トプコールのほうがニッコールよりちょっと後発で、「一眼レフ用標準レンズの最高峰」だなんてもてはやされてます。
ですが、所詮オールドレンズですので、近接撮影時の甘さは気になりますw
そこそこ絞れる屋外は良いですけど、屋内で開放の最短撮影とかすると凄いことになります。
ホントは比較試写しようと思ってたんですが・・・出来なくて残念です(´;ω;`)

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