Mマウント 沈胴Elmar 90mm F4.0とHector 135mm F4.5買いました。
2016/04/14
買いました。左からヘクトール135mm、沈胴エルマー90mm。右は参考に、固定鏡胴のエルマー90mmです。
![](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20120629_81378.jpg)
まずはヘクトール135mmを取り付けたお姿を。
まー、エルマリート135mmつけた時ほどのイカツさはないですけど、ライカの利点であるお散歩スナップカメラ的な使い方は無理っすね。ガチで望遠で撮ったる!って時以外はマウントさせたくなくなる。
固定鏡胴エルマー90mmなら、つけっぱでも下を向くことはないですけど、こいつはさすがに重すぎてカメラが下を向きますw
シリアルは113万番台の1954年製、フィート表記です。
![](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20120629_81379.jpg)
つづいて沈胴エルマー90mm。写真は沈胴状態です。
沈胴してると固定鏡胴のズミクロンと見間違えんばかりのルックスですね。えっらい小さくなります。これはいい!
シリアル113万番台。1954年製、フィート表記です。
![](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20120629_81380.jpg)
のばすとひょっとこ顔です。このほうがエルマーらしいお顔ですな。
機械工作精度、ギミックの精度が頭おかしいレベルで良くできてます。
まず、沈胴ギミックはピントリングを無限遠で固定したときしか動きません。
伸び縮み可能な状態ではピントリングが回らない。逆に、ピントリングの無限遠固定を解除すると、伸び縮みギミックが動かなくなります。すごいですね。沈胴ズミクロンはどんなときもおかまいなしに伸び縮みしちゃってピンぼけ写真量産しちゃってます。
被写界深度目盛にも、傾斜がつけてある。そのほうがピントの距離の目盛と被写界深度目盛の段差が消えて読みやすくなる。ただ、そのためにあの精度で傾斜つけるとかコストかかりすぎるだろと・・・・。凄いですホント。
![](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20120629_81381.jpg)
参考までに、固定鏡胴のエルマー90mmです。このルックスは凄く良いです。ピントリングをいじるときは脇を締めやすいので安定します。
![](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20120629_81382.jpg)
参考にズマロン35mm。巨艦大砲なレンズを見た後だと可愛いなあw
![](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20120629_81383.jpg)
入院した沈胴ズミクロンさんが戻ってこないため無く顔もないSOMKYさん。
![](https://yokokanno.com/jazz-leica/wp-content/uploads/2016/04/20120629_81384.jpg)
絵に描いたようなレンズ沼ワロタ。
1954年製、Mマウント、フィート表記であと持っていないレンズは、
Elmar 50mm F3.5、Summarit 50mm F1.5の2本だけです。
エルマーはF2.8のほうが人気あるみたいなので、安価に手に入りそう。
ズマリットは54年のMマウントタイプの製造本数が少ない。
でもまあ、レアレンズってわけでもないのでこれも手に入りそうですね。
あーあ、54年縛りのレンズ収集は割と早い段階でコンプリートしそうですw