レクタフレックス - ライカL39 マウントアダプター Rectaflex to Leica LTM mount adapter
レクタフレックスレンズをライカLマウントに変換するアダプターを手に入れました。
レクタフレッスマウントはバヨネット式なんですが、アダプターはバヨネットの爪を固定する機構が入っておらず、爪が干渉しないようにするための溝が掘ってあるだけです。
裏側は普通にライカLマウントのネジ切りがされているだけです。
Mマウントにするよりローコストかつ、汎用性も上がるのでこのほうが助かりますね(´ω`)
ネジが見えていますが、このネジを締めることによってレンズを固定します。
撮影はLVまたはEVFになるので、L-Mリングは余っているやつを使います(´ω`)
残念ながら、付属のネジは長さが短すぎて、最も締め付けた状態でもレンズ鏡筒まで届きませんでした(´ω`;)
まあ、ネジが届こうが、それが複数本になろうが、脱落の心配は拭えないので、パーマセルでの固定は避けられません。
ネジ利用は諦めて、テープ固定で運用することにします。
アンジェニュー50mm F2.9 Type Z2を取り付けるとこんな感じになります。
シュナイダーのクセノンですと無限遠までレンズが回るのですが、アンジェニューのType Z2だとレンズの回転がここで止まってしまいます。
レンズを無限遠側に回して内側に入ってくる構造の径が、マウントアダプターの内径よりごく僅かに大きいため、こうなってしまいます。
左がシュナイダーのXenon 50mm F2.0、右がアンジェニューのType Z2 50mm F2.9です。
どちらも無限遠状態ですが、マウント面より飛び出している箇所の径がType Z2は僅かに大きいのです。
アダプターに干渉する場所は少しだけなので、アダプターの内径を少し削れば良いのですが、現状でもほぼ無限遠が出るので撮影上の支障は殆どありません。
ということは、きちんと無限遠まで回る場合はややオーバーインフ気味になってるって事ですね。
どうしても困るなぁ・・・って時に、アダプターを少し改造しようかと思います(´ω`)
先日の撮影はM Monochrom typ246に取り付けて行いました。
本日持ち歩いて防湿庫から出ているライカM9に取り付けてみます。
M9にはLV撮影機能はありませんし、このアダプターは距離計連動もしないので、もしこの組み合わせで使うとしたら目測撮影になってしまいます。
見た目的に、MマウントのSummaron 35mm F3.5っぽい雰囲気してますねw
カラー撮影をしてみたいレンズではあるので、いつかライカM10を手に入れたら試そうと思います。
レクタフレックス シリーズ2500にXenon50mm F2.0を取り付けたものと並べ比べてみる。
サイズ感的にも、レクタフレックスが「バルナックライカ型の一眼レフカメラ」と言われたりするのが分からなくもないなーと。
レクタフレックス→ライカLのマウントアダプター、通常では手に入れることが難しいです。
特注で作ってもらうのが一番簡単な入手方法かと思います。
アンジェニューはデジで使いましたが、クセノンはまだです。
ゴールデンウィークに試してみたいと思います(`・ω・´)