ハイエンドミラーレス対決 Sony α7RII vs Leica M (typ240) -1
2016/04/14
ソニーのフラッグシップミラーレス機α7RIIと、ライカのフラッグシップレンジファインダー(ミラーレス)機のM (typ240)の2台を使って撮ってきました。
α7RIIにはアポズミクロン 50mm F2.0 ASPH.を、M (typ240)にはズミルックス 35mm F1.4 ASPH. FLEを付けました。
どちらもライカの現行品としては最強スペックを誇るレンズです。
フラッグシップ機に取り付けるのには相応かと思います。
カラー写真はLightroom 6.3、モノクロ写真はSilver Efex Pro2で現像しています。
明確な描写傾向の違いが見られました。
結論から書きますと、α7RIIの色味はあっさり、ライカM (typ240)の色味はコッテリです。
モノクロ現像の際も、ただ彩度を落としただけではなく、色情報を使用して現像しているため、カラー写真の個性が現れてきます。
それでは早速写真を見ていきましょう。ただ写真を貼るだけでは間が持たないので、記事としてはいつもの日記形式っぽく書きます。
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH.
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH.
初詣、ということで、竹駒神社にやってまいりました。
Leica M (typ240) + Summilux 35mm F1.4 ASPH. FLE
同じ場所からライカで。
空の色の出方が違いますねぇ・・・。
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH.
2年ほど前に同じ場所からLeica M9とズミクロン50mm 4thで撮りましたが、その時は後の赤色の旗の色が飽和していました。
旗が色褪せたのか、カメラの赤色飽和対策が良いのかどっちなんでしょうw
Leica M9 + Summicron 50mm F2.0 4th
ちなみにその時の写真はこちら。
M9の描写は個性的だなあと思いますね。
Leica M (typ240) + Summilux 35mm F1.4 ASPH. FLE
いつもと同じ時間に来ましたが、そこまで混んでいません。すんなり入れそう。
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH.
ということで、境内に入ります。
前のM240の絵と比較しても色味はあっさりですね。
M240に色味を似せるために、α7RIIのほうはかなり彩度を弄っています(´д`;)
ですが、どうやってもM240の色味にはなりません。
Leica M (typ240) + Summilux 35mm F1.4 ASPH. FLE
いきますかね。
Leica M (typ240) + Summilux 35mm F1.4 ASPH. FLE
雲行きがちょっと残念です。
Sony α7RII +APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH.
割とすんなりと列が進みます。
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH.
前に竹駒神社に来たのは、夏に娘のお参りの時でしたなあ・・・。
Leica M (typ240) + Summilux 35mm F1.4 ASPH. FLE
やっぱり35mmのレンズはノーファインダー目測の撮影がやりやすいです。
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH.
ここからはモノクロもちょくちょく挟んでいきます。
両者、モノクロ現像でも顕著に差があるのでよく比較してみてください。
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH.
破魔矢を買う。
娘さん、破魔矢が気になって仕方がない模様。
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH.
建造物を2つのカメラで撮り比べてみます。
Leica M (typ240) + Summilux 35mm F1.4 ASPH. FLE
画角は違いますが、どちらも暗部までハッキリテクスチャーが残っています。
そういった根本的な性能は両者互角です(後々出てきますが、ハイライトの現像耐性はα7RIIのほうが良い)。
色味がどちらのほうが好みか、って所でしょうか。
Leica M (typ240) + Summilux 35mm F1.4 ASPH. FLE
さて、いつものジャガバターを食べに行きますか。
続きます。
開封の儀
その1
その2
試写
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
2台持ち用ストラップを考える
ULYSSESのボディケースを導入