モノクロフィルムの旅 その1
ライカM6TTLで撮影したまま現像せず眠らせているフィルムが大量にあります。
EPSONのGT-X970を売り飛ばしてしまってスキャン環境が無くなった、っていうのと、時間が経ってからタイムカプセルを開けるような感じで現像したら面白いかな、って寝かせていたんですけど、そこまで間を空けたわけでは無いですが少しずつ紐解いて行こうと思います。
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
2012年の7月頃、大須観音にてライブをした時に撮影した写真。
リハ後に境内をぷらぷらしてた時の一枚。
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
ライカM9を買ってからカラーフィルターとか使わなくなりましたねぇ・・・。ものすごい種類と枚数持ってますよ・・・。
当時持っていたレンズがφ39しかなかったので全部φ39です。Mモノクロームでも買えば再利用出来るんですが、Silver Efex Pro2があるとカラーフィルターのシミュレートできるのでRAW現像の幅を狭めてまでカラーフィルター付ける意味もあんまりないんですよね。
デジタル現像は凄いですね。
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
真ん中のステージで真っ暗になってから演奏しました。
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
これは長野県の妻籠に行った時の写真。
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
当時はフィルムのランニングコストが怖くてノーファインダースナップとか殆どしませんでしたね。
なので無難な写真が多くてつまんないなぁと。
かつてのフィルム時代に腕を上げた写真家の方々もフィルムの1フィート缶を一週間で1つ使う、とかいうくらい撮りまくってたみたいですし、本来はフィルムでも失敗を恐れずバシバシ撮りまくるべきなんですが今は時代にそぐわないやり方になってますね・・・。
そもそも1フィート缶自体が私が写真を始めた時には入手不可能でしたから。
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
こういう明暗で見せる写真はモノクロでやってこそですね。
本格的にカメラを買って写真を撮ろう!って始めた時にモノクロからにしたのは良かったと思ってます。
デジタルライカを使うようになっても、撮影する瞬間にモノクロ、カラー、どちらで仕上げるか考えて取る癖がつきました。
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
水車がブレてる。そんなにSS遅かったかなぁ。
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
観光事務所的な場所。1枚1枚相当丁寧にフィルムのコマを進めていたので、あの時ここでこれを撮ったな、と思い出せます。こういう感覚を大切にしていきたいです。
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
モノクロフィルムの絵は唯一無二感を感じます。
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
Leica M6TTL + Summaron 35mm F3.5 M + Yellow Filter + Neopan Across100
今回一番残念に感じたのはスキャンの質。
まあ、前まで使っていたのが個人で手に入るフィルムスキャナーとしては最高性能に近いEPSONのGT-X970なんで、FUJIFILMの簡易スキャンと比較するのが酷なんですが・・・。
やっぱGT-X970は凄かったな~と。
ただ、あまりにデカイしスキャンは手間がかかるしホコリに気を使うし、でこのレベルの画質劣化なら500円でフィルム1本スキャンしてくれるというのはお得かなと。
ケンコーのコンデジタイプフィルムスキャナーの新型が出たので、それでも良いから買おうか悩んでいます。
今後もじわじわ続けます。