Canon F-1 前期型 最終期ロット

キヤノンの一眼レフフィルムカメラの雄、F-1の美品を入手しております。
F-1を買うのはこれで2回目です。NewF-1も使ってみたいなーとおもってるのですが、なかなか縁が無い状況です。
とても状態が良い個体だったのでお迎えすることにしました。

塗装ハゲハゲで地金の真鍮が見えてるお姿もかっこいいのですが、今回は塗装残存ほぼ100%の超美品です。
ちょっと使うのがもったいなくも感じますが、物の扱いはかなり丁寧な方と自負してますので、この状態から殆ど状態を変えることなく使いつけられるかな。

本当はNikonのF1かF2も使ってみたいんですよねえ・・・なかなかめぐり合わせ悪くてNikonのフラッグシップモデルに手を出す機会が無いのですが・・・。
セルフタイマーももちろん完動、所々の機能、問題なく動作するのでバッチリな感じです。この角度から見ても、外装とてもきれいですよね。

ペンタプリズムの付け根にある白い場所はファインダー内の露出計に用いる採光窓です。露出計もバッチリ動作するので、使い勝手に問題はありません。
Nikonのフラッグシップモデルで露出計を使おうと思うとフォトミックファインダーを付けないといけないので、そこに見た目と実用性の乖離が出てくるのが嫌なんですよねえ・・・。
最近の私としては、利便性を取りがちなので・・・。ただ、Nikon使うとしたらフォトミックファインダーでなくて普通のファインダーが良いなあ・・・とw

シャッター幕もとてもきれいです。
OH直後でモルトもちゃんと張り替えられてるので、実用上の問題は何もないです。

こちらが製造年月を辿るのに重要なマーキングなのですが、Q4ということで1976年の4月の記号になってます。ほぼ最終ロットに近い製品なのかなと。
76年9月にはF-1Nが販売開始になっているため、その製造と並行して作られれた旧F-1の最終期ロットの個体かと思われます。

フラッグシップモデルなのでファインダーブロックも外せます。
実は今回は2種類のファインダーを用意してまして・・・

左がペンタプリズム入りの通常のアイレベルファインダー、右側がウェストレベルファインダーになります

二眼レフカメラとかハッセルみたいに、お辞儀して覗き込んでいるだけでも楽しいのがウェストレベル撮影です。
いつもと違った撮影体験がしたいなあ・・・ということで導入しております。

ペンタプリズムありきのデザインに見慣れすぎてるのでちょっと違和感はありますw
ファインダーを閉じると頭の部分がスッキリするので、鞄にしまうときは一回り小さくなり、ライカに近いサイズ感になります。
重量についてはライカのほうが圧倒的に軽いのですが・・・。

66サイズのハッセルや二眼レフと比べると、スクリーンに投影される像は小さいものの、直接スクリーンを覗き込んで見えてくる像というのはペンタプリズム越しとは違う感動があります。
これは楽しいですね。使いやすいかはさておきw
趣味の撮影なので、こういう楽しみ方もアリなのかなと。

レンズの方は Canonの50mm F1.4 S.S.C.です。自動絞りマークがAとなっているので、II型のほうです。
製造が1973年から1979年までのモデルでなので、このカメラの年代に合致するレンズとなってます。
元々はライカのM6TTLでフィルムカメラを始めて、その後にローライフレックス3.5Fを買い増し、ライカM9を買った後に両方を手放して「もうフィルムは卒業だー」となっていました。
そのちょっと後に近所の骨董市でCanon AL-1の美品をレンズ付きの1500円で手に入れてからズルズルと今に至ります。
使用本数はヘビーな方と比べると控え目ではあるもののフィルム撮影も続けております。
そういった意味でもCanonの一眼レフカメラはフィルム撮影に引き戻してくれたという点で私の中では特別なんですよね。
思い出のAL-1とその付属レンズはもちろんまだ手元にあるんですが、実用性を考えるとフラッグシップモデルが何かと便利ではあります。
幸いにも手元にFD、NewFDのレンズは複数あるため、色々と使いながら楽しんで行こうと思います(´∀`)