Sony α7RII ILCE-7RM2 開封の儀 -2

      2017/01/04

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そして、レンズを取り付けます。
アポズミクロン50mmの超高解像度を活かすために4000万画素オーバーの機種が欲しかったのでした。
Vario-Tessarを購入し、手ブレ補正の絶大なる効果を体験してしまって、ライカレンズを手ブレ補正有りで使えたら・・・というのも購入動機の一つです。
Canon 5DsRに24-70の2.8通しレンズとかも考えたのですが、ミラーショックが酷すぎる&手持ちのレンズ資産を活かしたい、ということで、やっぱりα7RIIでした。
ミラーレス機で他に選択肢がない、というこの状況も良いとは言えないですねえ・・・。
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ぼくの かんがえた さいきょうの ぶき。
いきなりの最強セッティングです。
現状、α7RIIの超高画素を最も活かせるレンズだと思います。
α7RIIに取り付けるレンズの最適解の一つかなと。
FEマウント用レンズって、ラインナップが酷すぎますよ(´д`;)
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狂気のカメラ群。
完全な廃人ラインナップです。
Lunarに付いているVario-Tessarは嫁ぎ先が決まりましたので、この後取り外して、次のオーナーの元へ発送しました。
Lunarさんも良いカメラです、買ってくださる方を大募集中です(´д`;)
カメラのボタン設定は、
C1にISO感度
C2にEVF拡大
C3にサイレント撮影モード
C4に手ブレ補正レンズ焦点距離設定
を入れました。
日常的に弄る設定ってこれくらいですからね。
ファームウェアがVer.1.0.0だったので、RAWが圧縮設定しか出来ませんでしたが、その状態でちょっとだけ試写しました。
その後Ver.3.0.0に更新しました。当然、非圧縮RAWで取ります。もっと高画質になるのかと思うと恐ろしいですね。
17-400.jpg
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH. ISO400 F5.6
ISO400でベランダから遠景を撮ってみる。
17-400-crop.jpg
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH. ISO400 F5.6 100%クロップ
肉眼では一切確認できない、遠くに有る電線が写っています。
凄まじいと言わざるをえない(´д`;)
18-400.jpg
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH. ISO400 F5.6
別方向を。
18-400-crop.jpg
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH. ISO400 F5.6 100%クロップ
遠くの煙突の煙が見えますが、肉眼では全く見えないです。
19-800.jpg
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH. ISO800 F5.6
コピーを取りに行く用事があったので、その時に1枚。
暗部の階調もLightroomでいくらでも復元できます。
ものすごく明るい看板も、ハイライトを下げると、付着している汚れまで復元できます。
現像耐性が凄まじいです。
19-800-crop.jpg
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH. ISO800 F5.6 100%クロップ
ISO800ですがノイズは全く気になりません。
20-3200.jpgSony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH. ISO3200 F2.8
思い切ってISO3200に。
SSは1/20です。
金属のヌメっと感がよく出てます。
20-3200-crop.jpg
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH. ISO3200 F2.8 100%クロップ
焦点距離50mmのSS1/20でこの程度のブレ。
手ブレ補正無しならばまともに写ってないかとおもいます。
ISO3200でこのノイズ感なら、6400くらいまで上げても全然実用範囲内だなあと。
21-3200.jpg
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH. ISO3200 F2.8
ISO3200でもう1枚。
21-3200-crop.jpg
Sony α7RII + APO-Summicron 50mm F2.0 ASPH. ISO3200 F2.8 100%クロップ
うわぁ・・・車のナンバーの数字までハッキリ読めるし(´д`;) 恐ろしすぎる・・・。
ISO3200で十分実用、さらには手ブレ補正有りですし、夜間に戦うなら最強のボディの一つですねこいつは。
ノーマル設定で生成されるJPEGの色味や完成度は、Leica M240やHasselblad Lunar(NEX-7)のほうが断然完成度は高いと思います。
その辺りはピクチャーエフェクトを色々弄ってね、って事でしょうか。
RAWデータの色味もM240やLunarの方が好みかなあと。色味に関しては現像で調整できますので良いんですが。
今回は、Leica M240のサブ機、として購入しました。
高解像度、高感度耐性、手ブレ補正といったスペックで言えば、メイン機を凌駕してしまっています(´д`;)
発売してから3年の差がありますからね。
2016年のフォトキナで恐らくM240の後継機が発表されるかと思いますが、それがどこまでα7RIIとガチれるスペックになるか、楽しみです。
しかし、EVFの拡大やピントピーキング機能を使用するのがメインのMF撮影では、ライカの距離計二重像による撮影の速写性には全く勝てません。
MF撮影でのストリートスナップという点ではライカに勝てる要素は一切無いです。あまりに撮影のテンポが悪いです。
しかも、ある程度絞って置きピン、という撮影を行うと、高画素であるが故にピントピーク位置のズレが気になってしまう仕様です。
ほぼ全てのMマウントレンズが使えるようになったという点では心強いサブ機ですが、速写性という面から、メイン機がα7RIIに変わることは無いかなと・・・。
あと、レンズ交換時にセンサーが剥き出しになる仕様を改善して欲しいですね・・・。
レンズ交換モードとかを用意して、その時はシャッター幕が降りる、とかそういう機能が欲しいです。
剥き出しセンサーのおかげで、手持ちのNEX-5も、Lunarも、以前のα7Rもでしたが、気軽にレンズ交換が出来ません(´д`;)
私はたまたま名古屋在住で、家から20分もすれば行ける場所にソニーストアがありますので、そこで気軽にセンサー清掃をしてもらえますが、地方住まいの方はそうも行かないため辛いでしょう・・・。
実際、ライカM240の時は東京へ行くタイミングを見計らってセンサー清掃してもらっていますし、気苦労が絶えないです。
折角の長期連休ですので、色々と撮りたいと思います。
開封の儀
その1
その2
試写
その1
その2
その3
その4
その5
その6
その7
2台持ち用ストラップを考える
ULYSSESのボディケースを導入

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