Jupiter-12 35mm F2.8 Lマウント

      2016/04/14

01.jpg

旧ソ連製のジュピター13、3.5cm F2.8です。
先日のNikkor 58mm F1.4がマウントできないのでイエネコカメラで返品させていただいたんですが、その変わりとしてこちらがw
まだ購入を決意したわけではないんですが、とりあえず使ってみてから決めても良いですよ、との事なのでお借りしました。
02.jpg
銘板がキリル文字表記でMade in USSRとか書いてないので輸出用ではなく旧ソ連国内用なんでしょうな。
絞りはフィルターネジが切ってある、手前の外周部分を回して決めます。
ちょっと触ったら絞り値が簡単に変わってしまう構造ですなw
これだけレンズ部分が奥まっていても、逆光だと壮大なゴースト・フレアが発生するレンズのようです。
コーティングが綺麗ですねえ。
Jupiter-8でジュピターさんがどれだけよく写るかってのを堪能してるのでこれもどんな絵を見せてくれるのか楽しみです。
03.jpg
盛大にせり出した後玉。
昔の広角レンズってこんな感じみたいですが、この飛び出し方は・・・。
04.jpg
ホントに綺麗なガラス球で、どうやって固定してるんだろ?って感じです。
個体によっては内部で干渉して取り付けられないことがあるようで。
M9に取り付けて撮ってる人を見つけることは出来ましたが、M240に取り付けている人が全く見つからない・・・。
前例があれば躊躇なくマウントできるんですけど、見つからないので怖くて出来ません・・・(´д⊂)
もしシャッターユニットとかにぶつかってカメラが壊れたら最悪なんで、取り付けたいのに取り付けられない・・・。
05.jpg
絞り羽も綺麗ですねえ。
06.jpg
絞りを裏側から。
羽根が5枚見えます。
このレンズ、Biogonのコピーレンズなんですけど、レンズエレメント構成はBiogonそのものとはちょっとだけ違います。
ほぼビオゴンですけどね。
他サイトさんにエレメント構成とかの絵が載ってるので探して見ていただくと良く分かるかと思います。
07.jpg
スカッとヌケてます。
デジタルで試してみたい・・・・。
08.jpg
とりあえずバルナックライカのIIIcに付けてみる。
フィルター径は40.5mmのものが普通にくっつきます。
09.jpg
ロシアンレンズっぽい、無骨な感じが良いですね。
ファインダーは50mmのが付いてますがw
10.jpg
うーん・・・デジで使ってみたいけど・・・。
もうちょっとだけ、M240で使ってる人が居ないか探してからにします・・・。
バルナックかZeiss Ikonで試写してみますかねえ。
ロシアンレンズの沼も深いです。

 - カメラ・機材, レンズ