Lomography Cine200 Tungsten Film

      2016/04/14

昨日の記事で、ビックカメラのフィルム売り場面積が縮小して凹んだ・・・とか書いてましたが、朗報が。

超個性的な色味を出してくれることで私が最近ゾッコンなLomograhyから、タングステンフィルムの新作が出ました。
私が写真を始めた頃にはもはやタングステンフィルムは店頭には無く、デイライト光源のものばかりでした。
今回のお品はタングステン光源にホワイトバランスを調整してあるフィルム。
色温度の関係から、日中の屋外で撮影すると色味が青っぽくなります。
2011年頃にもISO64のリバーサルフィルムとしてロモグラフィーから本数限定のタングステンフィルムが出ていたみたいですが、今回のはネガフィルム。
そしてまた4000本限定との事。
FacebookでLeicaの公式アカウントがこれを紹介しているのをお昼休みに知って、帰宅してから注文しようと思ったらもう完売してた・・・orz
前のリバーサルも継続販売はされなかったようなので、今回のもコレっきりでもう手に入らないかもしれません。
100本単位で買う人らに買い占められたんでしょうなぁ・・・。
私も15本くらい買うつもりでしたので・・・。
今回の事を受けて、タングステンフィルムについて色々調べてみましたが、「タングステン光に色温度を調整してあるフィルムをあえて日中に使うのはナンセンス」だとか「クロスプロセスとかお遊戯事はフォトショでやれ」だとか、トイカメ的な遊び方に否定的な意見がかなり見られました。
「正当な写真表現を馬鹿にするな」とか・・・。
まあたしかに、普通のフィルムで撮るなり、デジカメで撮るなりしてフォトショで弄ればかなりなんでも出来るんですよねぇ・・・。
クロスプロセスっぽいアートフィルターも当然のようにありますし、タングステンフィルムの効果も簡単に出せます。
むしろ、デジで撮ってフィルム風に加工すればフィルムの存在意義とかもはや無いんですよ。
でも、あえてそこでフィルムを使って、さらにフォトショ無しで独特の色味を出すから楽しいんだよなぁと。
人それぞれスタンスがあるので、どちらの意見も尊重します。
私はデジで撮った時、カラーはとにかく見た目に近いような発色に、というスタンスでやってます。
色々な人の写真を見て、デジで渋めの色を作っている作品も良いなーと思うこともありますが、このブログは日記的に見たものを載せていくスタイルなんでそういうRAW現像はあんまりやりません。
Leica M (typ240) + Summilux 50mm F1.4 ASPH.
イエネコカメラでの一枚。ちょっと渋めに現像。
被写体の手はたぶん私で撮影したのはtomioさんですw
こんな雰囲気もたまには良いですよね。
ロモグラフィーはルサールだとかペッツバールだとかを復刻したりと面白いことをやってくれてます。
今後も企画モノでも良いので新作フィルムを作って欲しいです。

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