古いフィルムの現像とカラーヘリアー75mの修理

      2016/04/14

先日のコダクローム以外にもフィルムを戴いたので現像を試みました。
このネオパンSS、製造中止になったのはつい先日ですが、このパトローネからするに相当古い。
調べたら昭和25年からこのパトローネのデザインだったそうで・・・。
いつ、つい最近までのパトローネに変わったか正確な日はわかりませんが、自家現像してみました。
イエネコカメラの窓際にオブジェとして長いこと放置されていたものなので、熱やらで感光してそうだから減感現像。
残念ながら何も写っていませんでした(´д`;) というか、消えちゃったんでしょうね・・・。
撮影後27年放置されてから現像したというのが、調べた限りでは露光済みで最も長期間放置されて現像できた例です。
富士フィルムが現像を行ったそうで、学会発表されて論文にもなったとか。
でも、色々探すと、中古で買ったカメラに入ってたモノクロフィルムを現像したら第一次世界大戦の写真が出てきた、ってのがあったので、保存状態次第ではそれこそ100年近く前のフィルム現像も出来そうです。
今回のフィルムは保存状態が悪すぎたかもしれませんw
もう一つ、富士フィルムのSuper G Plus 200というフィルム。
80~90年台を彷彿とさせるデザイン。こんなの見たこと無いなぁ・・・(´д`;)
親とかが使ってた事がある可能性は否定出来ないですが・・・。
これはネガカラーで手元にダークレスとかも無いので、名駅のダイヤモンドカメラさんで現像してもらいました。
3度目の正直、上手く行くか・・・・。
写ってましたよ・・・。
真ん中の荒野から察するにアメリカかオーストラリア・・・?
多分アメリカでしょう・・・。
イエネコカメラに置いておくので見たい人は店主に聞いてみてください。
うわぁ、ホントにサルベージできるとは・・・。この写真どうしようかなぁ・・・(´д`;)
部屋を漁っていたらライカを買いたての頃に撮ってプリントした写真も出てきました。
ライカM6と沈胴ズミクロンとNeopan Acrossで撮ったやつです。
2012年の納屋橋の春のお祭の写真ですなぁ・・・。
北海道に持って行って帰って来たらピントリングを回すと5mmほどカタカタ動く不具合が発生していたので、このカラーヘリアー75mmは1週間ほどコシナに入院していました。
修理価格は4000円、良心的ですね。一週間で終わる小回りの効きっぷりも凄い。
このレンズは良く映るので大切に使っていきたいです。

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