Rayqualのヤシカコンタックス-ライカMアダプターとオリンパスVF-2

      2019/01/02

ヤシカコンタックス用バリオゾナーの為に揃えました。

こういう行動だけ早いです。
マウントアダプター、EVF、EVFのアイカップです。
まずは宮本製作所さんのブランドであるRayqualのヤシカコンタックス-ライカMマウントアダプターです。
たぶんKIPONからも出てると思うんですが、イエネコカメラさん行った時に話題に出したら、「KIPONw 俺の口に何咥えさせとんねん!って感じになるし、Rayqualのほうがいいんじゃないですかねぇ」とNさんからありがたい言葉を頂いたので奮発しました。
宮本製作所さんは近代インターナショナルとかハンザとかにマウントアダプターをOEM提供してる東京都練馬区の町工場さんです。
工作精度が高いことでとても評判が良いです。お値段はマウントアダプターとしてはブッチギリに高いですが・・・。
マウントアダプターって、工作上の公差の関連で薄めになるように作られてることが多いみたいです。そうすると、無限遠側に回りすぎてオーバーインフになることが多々あるようで。
分厚いと無限遠出ないので、オーバーインフでも良いから無限遠が出る側に多めに公差取ってるみたいです。
安価に量産するための無難といえば無難な方法ですけど、繊細な光学機器をまかせるにはいささか乱暴かと思います・・・。
宮本製作所さんのアダプターは1μmレベルの公差で作られてるそうです。
リアキャップはMマウントのが付いてます。リング部分の黒いところは、プラスチックに見えますが金属製です。アルミとかマグネシウムの合金系ですかね。
左側に出てる円筒状の棒は、マウントさせた後にレンズ脱着するためのロック解除レバーです。押し込めます。
丁寧な説明書も付いてます。
つづいてオリンパスの電子ビューファインダー、VF-2です。
あれ、純正じゃないんだw って思われそうですが、これ、今安いんですよ・・・。
どうも正月にオリンパス公式サイトで販売された福袋にたくさん入ってたみたいで、ヤフオクで1万円以下で新品未開封が大量に出品されています。
当然新品未開封をヤフオクゲットです。ライカ純正の1/5以下の価格です・・・。
さすがにこれは心揺らぐのもわかるかと思いますw
ちなみにライカのEVF-2とオリンパスのVF-2、中身が全く同じなんですが、OEM提供元はエプソンです。オリンパスのマイクも互換性有りなんですが、それもOEM提供元はエプソンなんでしょうねぇ。
純正はオリンパスのVF-4相当のやつがライカから出たら買いたいですなぁ・・・。
EVFを装着するとThumbs Upが装着できなくなりホールド性が著しく悪化、カメラ支えるには目で抑えこむしかない、ってことで、メガネ着用者の人にとても評判が良いこのアイカップはAmazonでポチりました。
布製のケースも付いてます。ライカ純正だとこれが革製なんですが、ライカのやつはライカのとは思えないくらい縫製がメッチャクチャ酷いです。
アイカップを装着しても布ケースには収まります。ってか、ライカのEVFはアイカップ取り付けられるんですかね?
VF-2の純正アイカップはとても硬くて取り付けが結構大変ですが、指標を合わせてグッとやればなんとか取り付けられます。
んで、ヤシカコンタックス用バリオゾナー28-70mmを付けて部屋の中を少し撮ってみました。
F値が3.5-4.5と暗いんで、屋内じゃ殆ど参考にならないんですがね・・・。
ISOは1600と高めで手ブレ抑えてますが、SSが60-120とかなり厳しい値ばかりです。
ホワイトバランス調整だけのストレート現像です。
35mmくらいで。手ブレしてて解像度の全力発揮出来てません。
コントラスト、色味は良いですね
70mm近く。割りと直線でてますが、28mmだとEVF見てるだけで樽型に湾曲してるのがわかります。
レンジファインダーだと広角側で樽型歪とか出ないのが当たり前になってしまいますが、一眼レフ用レンズではやむなしですね・・・。
ドール撮りましたがブレまくってます。
暗くてコントラストも出ないのでまつ毛にピントピーキングがうまく出ない。
明るめのやつはブレずに綺麗に取れます。
耳コピに便利でプロでも結構愛用者が多いと聞くカシオのミニMIDIキーボード。
割とマクロめに撮影してます。
結論言うと、夜間の屋内、しかも我が家の暗めの蛍光灯下じゃ殆ど参考にならないってことですかねorz
週末に屋外で思いっきり撮影してきます。
EVFはシルバーっていうより、シャンパンゴールドです。
でもまあ、シルバーのライカM240には結構似合うと思います。
マウントアダプターもそこまで厚みが無いので、許せるレンズの長さですね。これが28-85mmだとストラップを斜めがけするとカメラが下向いちゃうかと思われます。
この長さ、重量だと斜めがけ余裕です。
しかしまあ、暗いところとはいえ、ズミルックス50mm ASPH.だとドールのまつ毛に綺麗にピントピーク出るんですよ。F1.4で明るいから・・・ってのはおいといて、ライカレンズがどれだけコントラスト高いんだって事ですよ。
ピーキング機能、ライカ純正・コシナのツァイス系で試すとビンビンに輪郭出してくれるんですが、このヤシコンバリオゾナーだとねむ~い感じというか、殆ど出ません。
解像度・コントラストが現行のライカ用レンズより劣ってるんだと思います。
まー、古いレンズなんで仕方ないですよね・・・。
ですが、今回の屋内試写した印象では、屋外で使えばバリバリ使える絵が撮れる感じはするのでとても楽しみです。
ヤシコン・ライカアダプターってことで、こんなバリオゾナーよりもプラナー50mm F1.4とか人気レンズ行くべきなんでしょうけど、あれは高すぎる&現行ズミルックス持ってる現状、買う必要あるの?と言うことで食指動かず。
ライカの目の上のたんこぶであるズームレンズで、限りなく高画質が欲しいってのが今回のコンセプトだから良いんです! しかもライカ・コンタックス論争の敵、コンタックス系のツァイスレンズをライカで使える、ってことで楽しすぎます。
あー、週末が楽しみです!外で撮りたい~!

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